基準費用額ってなに?
基準費用額とは、
介護施設で生活するための居住費(電気ガス水道・食費)
のことで、全額自己負担です。
- 食費と居住費の標準的な料金が設定。
- 近年の高齢者世帯の光熱水道費の上昇で調整されることあり。
- 在宅で生活する方との負担の均衡を図り調整されることあり。

~もくじ~
- 実際にかかる費用が、基準額を超えることはあるの?
- 低所得者の補足給付とは?
- 負担限度額とは?
- まとめ
- 参考資料
1.実際にかかる費用が、基準額を超えることはあるの?
基準費用額は厚生労働所が集めたデータの平均値なので、
実際にかかる費用は施設により変わります。
- 地域差
- 施設の規模・設備の充実度
- 追加のオプションや特定のサービス
以上などの理由から、基準費用額を超えた費用がかかることもあります。
2.低所得者の補足給付とは?
低所得者のための負担軽減策(食費と居住費の補助)です。
所得や資産などに応じて介護保険から補助金が給付されます。
(特定入所者介護サービス費)
【補足給付の計算方法】
<基準費用額-負担限度額=給付額(補足給付)>
※補足給付の対象になる条件
- 住民税非課税世帯
- 世帯分離している配偶者の所得もチェック(負担軽減は世帯単位)
- 預貯金などの資産も審査
- 遺族年金、障害年金の受給
実際のところ詳しい条件は不明ため、上記は参考になります。
3.負担限度額とは?
低所得者(住民税非課税世帯)の収入に応じて段階的に設定されています。
負担軽減の対象となるのは、第3段階➁までです。


~まとめ~
基準費用額は、厚生労働省が集めたデータの平均値です。実際は施設により異なります。自己負担ですが、低所得者のための補助もあります。
施設を選ぶ際は、基準費用額を参考に適正な価格設定がされているか、自分のニーズにあったサービスかを確認するのが良いです。
※詳細は自治体の窓口で確認しましょう。